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当サイトが公式ページを読んだ自治体の制度479件の内訳を集計。ガイドにできなかった209件の理由(終了・古い・中身なし)と、できた270件の申請方法(郵送・窓口・電子申請)を件数で整理し、探すときの確かめ方を解説します。
この記事のポイント
- 公式ページを読んだ479件のうちガイドにできたのは270件で終了94件と現年度の確認不能57件が主な除外理由
- 材料がそろった270件で申請方法に郵送か窓口の記載があるのは71件で電子申請は39件にとどまる
- 申請期間に随時か予算の語を含む制度は223件中73件なので期間より先に受付状況を確かめる
はじめに
結論から言うと、自治体の補助金は「検索に出てくる制度の5割強」しか、いま申請できる状態で中身を確かめられませんでした。当サイトが公式ページを読んだ制度479件のうち、制度ガイドにできたのは270件(56%)で、残る209件(44%)は、受付が終わっていた、現年度の実施を確認できなかった、ページに制度の中身がなかった、のどれかでした。また、ガイドにできた270件では、申請の出し方は、郵送・窓口が電子申請より多くなっています。
この記事は、制度ガイドの元データ(data/program-details.json。公式ページの本文から読み取った事実を、2026年10月17〜18日に確認したもの)を数え直したものです。全国の自治体制度の全数ではなく、当サイトが優先して公式ページを取得した制度の集計です。
479件の内訳:ガイドにできた270件、できなかった209件
| 区分 | 件数 | 479件に占める割合 | 意味 |
|---|---|---|---|
| ガイドにできた(材料がそろった) | 270 | 56% | 対象者・金額・申請の流れなどが公式ページに書かれていた |
| 受付終了(ended) | 94 | 20% | 募集期間が終わった、または終了と書かれていた |
| 現年度の実施を確認できない(stale) | 57 | 12% | 更新が数年前のまま、または令和8年度の記載がない |
| 本文に中身が足りない(thin) | 26 | 5% | 臨時ページ、申請方法・期間・書類が本文にない、など |
| 一覧・案内ページだけ(hub-page) | 19 | 4% | 制度の詳細ではなく、支援策の一覧やお知らせの一覧だった |
| その他(other) | 13 | 3% | 受付終了と延長の記載が混在、実施団体向けの募集ページ、など |
読み方は2つあります。1つ目は、除外の大半が「いまは申請できない(終了94件)」か「いま実施しているか確かめられない(57件)」で、この2つで151件、全体の3割強を占めることです。制度の名前や過去の記事だけを頼りに探すと、3割強は空振りになる計算です。2つ目は、「中身がない(26件)」「一覧だけ(19件)」の45件は、制度が存在しても、公式ページを読んだだけでは申請に必要な情報がそろわないことです。この場合は、窓口に電話で聞くのが近道になります。
注意点もあります。「現年度の実施を確認できない」は、制度が廃止されたという意味ではありません。年度の初めには更新が遅れる自治体も多く、翌年度の募集がこれから始まる制度も含まれる可能性があります。当サイトは、確認できない状態が続く制度はガイドとして公開せず、公式ページの変化は毎週確認しています。
材料がそろった270件:書いてある項目と、書いていない項目
ガイドにできた270件について、公式ページから読み取れた項目の件数は次のとおりです。
| 項目 | 読み取れた件数 | 270件に占める割合 |
|---|---|---|
| 対象者 | 268 | 99% |
| 窓口(担当課・電話) | 267 | 99% |
| 対象事業・経費 | 264 | 98% |
| 補助額・補助率 | 260 | 96% |
| 申請期間 | 223 | 83% |
| 申請の流れ(手順の記載) | 205 | 76% |
対象者・窓口・対象経費は、ほぼすべての制度に書かれています。いっぽう、申請期間は47件(17%)で読み取れず、申請の流れは65件(24%)で手順の記載がありませんでした。申請期間が読み取れた223件のうち、「随時」または「予算」という語を含むものが73件(33%)あります。「随時受付」や「予算がなくなり次第終了」とあれば、日付の締切だけでは、受付が続いているかを判断できません。
申請の出し方:郵送・窓口の記載が71件、電子申請は39件
次の表は、270件の「申請の流れ」と「必要書類」の文章に、次の語句が含まれていた件数です。1つの制度が複数に入るため、合計は270になりません。
| 申請の出し方・手順 | 件数 | 270件に占める割合 |
|---|---|---|
| 郵送 | 59 | 22% |
| 窓口へ持参・提出 | 50 | 19% |
| (上の2つのどちらか) | 71 | 26% |
| 電子申請(Jグランツ・オンライン・申請フォームなど) | 39 | 14% |
| 事前相談・事前予約 | 29 | 11% |
| 商工会・商工会議所を通す | 20 | 7% |
| メールで提出 | 7 | 3% |
語句による機械的な数え方で、手順の記載がない制度は、どれにも数えていません。それでも傾向はあります。郵送か窓口の記載がある制度は71件で、電子申請(39件)の約1.8倍です。両方に記載のある制度も25件あり、紙と電子のどちらでも出せる制度が一定数あることがわかります。
「事前相談・事前予約」の29件は、窓口へ行く前に連絡が必要な制度です。「商工会・商工会議所を通す」20件は、創業融資の認定書を商工会で受けるなど、申請の前に別の機関の手続きが入る制度です。申請期間の直前に動くと間に合わなくなりやすいので、日程を逆算するときは、この前段の手続きに必要な日数を先に見積もります。
GビズIDを前提とする制度は、流れ・必要書類・注意点の記載で数えると6件でした。東京都のように、電子申請のみ(Jグランツ経由、GビズIDプライムが必要)とする制度もあります。電子申請の制度に備えて、アカウント発行の手順はGビズIDは早めに取る理由で確認しておくと安心です。
使い方:公式ページを開く前に、3つを確かめる
- 受付状況:ページの更新日、令和何年度の募集か、「受付終了」の表記があるか。除外の理由の上位2つ(終了・現年度の確認不能)は、ここで見分けられます
- 申請の出し方:郵送・窓口・電子のどれか。郵送と窓口の制度は、書類の準備と移動の時間を、締切から逆算します
- 前段の手続き:事前相談、商工会の認定、見積書の取得など、申請の前に必要なことがないか
制度ガイドは、この3つが読み取れた制度だけを制度ガイド一覧に並べています。自分の自治体の制度が載っていなければ、市区町村から探すページで一覧を確認し、気になる制度は公式ページで、受付状況を確かめてください。必要書類の考え方は書類のそろえ方(基礎)、申請から入金までの流れは申請の流れ(基礎)にまとめています。
参考情報の注意
この記事の数字は、2026年10月17〜18日に公式ページを読んだ時点の、当サイトの集計です。制度の内容や受付状況は変わります。補助金・助成金は、申請しても受給できるとは限りません。実際の申請は、必ず各自治体の公式ページや担当窓口で、最新の情報を確認してください。
次に読むとよいページ
- 制度ガイド一覧:材料がそろった制度の、対象・金額・申請の流れを確かめられます
- 自治体の制度ガイド270件の「注意書き」を数えた記事:予算での早期終了など、申請前に見落としやすい条件を、件数で確認するため
- 無料相談のページ:中身がない・一覧だけの制度で、窓口への聞き方や進め方に迷ったときの入口です
最終更新日:2026年11月5日






