補助金の申請は、書類の量が多く、専門用語も出てきます。一人で進めようとすると、途中で手が止まってしまう方も少なくありません。そんなときに頼れるのが、無料で使える公的な相談窓口です。

頼れる相談窓口

  • よろず支援拠点:全国に設置された、中小企業・小規模事業者のための無料の経営相談窓口です。売上の伸ばし方から補助金の相談まで、幅広く対応しています。公式サイト
  • 商工会議所・商工会:地域の事業者を支える団体で、創業相談や補助金の申請支援を行っています。
  • 自治体の創業窓口:市区町村や都道府県の創業支援窓口では、地元の制度を案内してくれます。

相談が「必須」になる補助金もある

代表例が、小規模事業者持続化補助金です。従業員が少ない小規模事業者が、販路開拓や生産性向上に取り組む費用を支援する制度です(従業員数の基準は業種によって異なります)。申請には、商工会議所などが作成する「事業支援計画書」が必要です。

2026年度の第20回公募(一般型・通常枠)の日程は次のとおりです。

  • 申請受付:2026年11月5日(木)〜12月15日(火)17時
  • 事業支援計画書の発行受付の締切:2026年12月4日(金)

創業型の第4回も、同じ日程とされています。注意したいのは、計画書の発行締切が、申請締切より10日ほど前に設定されている点です。相談を始めるのは、早ければ早いほど安心です。なお、創業型の対象となる「創業後の年数」は回によって変わっているため(第3回は創業後1年以内でした)、最新の公募要領で必ず確認してください。

相談前に用意しておくと話が進むメモ

  1. 何の事業をやるか(または、やっているか)
  2. 誰に、何を、いくらで売るか
  3. 今回の補助金で、何にいくら使いたいか
  4. 現在の準備状況(開業予定日、場所、手元資金)

完璧な計画でなくても構いません。「ここまで考えた」を持っていくだけで、相談の質は大きく変わります。

まとめ

補助金の申請は、「一人で完璧に仕上げる」ものではなく、「相談しながら磨いていく」ものです。無料の窓口を使わない手はありません。最新の日程や条件は、小規模事業者持続化補助金の公式サイトと、中小企業庁の補助金公募情報で確認してください。