副業を始めるときに、最大の不安が「会社にバレないだろうか」ということです。法律的には個人で副業をすること自体は禁止されていませんが、会社の就業規則で禁止されている場合があります。安心して始めるために、最初に確認すべきことをお伝えします。

ステップ1:就業規則を確認する

まず最初に、あなたの会社の就業規則で副業がどのように扱われているか確認してください。人事部に問い合わせるか、社員向けのポータルサイトで確認できます。大きく分けて3つのパターンがあります:

  • 明確に禁止している:事前申告と許可が必要。申請して許可を得るプロセスがあります
  • 条件付きで許可:「本業に支障がない範囲」「競合企業でなければOK」などの条件付きで許可
  • 特に規定がない:この場合でも、上司に相談するのが無難です

禁止されている場合でも、まず誠実に相談してみることをお勧めします。給与が低い、スキルアップしたい、などの事情を説明すれば、条件付きで許可してくれる会社も増えています。

ステップ2:会社の給与・控除の確認

副業の収入が会社にバレる最大の原因は「住民税」です。副業で一定以上の収入があると、市区町村から会社に「特別徴収通知」が届きます。これを避けるためには、副業の確定申告のときに「住民税は自分で納付」を選択する必要があります。

重要:副業で年間20万円以上の所得がある場合は、確定申告が必須です。その際に、住民税の欄で「自分で納付」を選択することで、会社への通知を避けられます。

ステップ3:副業用の銀行口座・クレジットカード

副業用の銀行口座とクレジットカードを分けることをお勧めします。理由は2つです。まず、確定申告のときに経費と収入を分けるのが楽になります。次に、万が一誰かが家の領収書を見ても、副業の存在がバレにくくなります。

口座を開設するときは、会社の給料が振り込まれている銀行と別の銀行を選ぶと、なおさら良いでしょう。インターネット銀行なら審査も早く、手数料も安いのでお勧めです。

ステップ4:活動の証跡を意識する

SNSで副業について発信する場合は、会社の同僚が見つけないよう注意してください。本名ではなくペンネームを使用する、プロフィール画像は無関係のものを使う、などの工夫が有効です。

また、会社の施設(オフィスのパソコンや休憩室など)で副業の作業をするのは避けてください。これは就業規則違反になる可能性が高いです。

最後に:相談する選択肢

結論として、最初は誠実に相談するのが最良です。隠れて始めるより、相談して条件付きで許可してもらう方が、長期的には安心です。会社も優秀な人材の流出を防ぎたいので、条件次第では応じてくれることが増えています。