やりたいことから探す
オーブン、冷蔵庫、フライヤー、食洗機などの厨房機器を買う前に、補助金が使えるかを調べる手順をまとめました。厨房機器だけを対象にする制度は多くないため、「何の取り組みの一部として申請するか」を考えるのがコツです。
結論:厨房機器「だけ」の制度は多くない。何の取り組みの一部か、で探す
オーブン、フライヤー、冷蔵庫、食洗機などの厨房機器を、単独で、ほぼそのまま補助する制度は、多くありません。多くの場合は、「販路を広げる取り組み」「人手不足を解消する省力化」「新しいメニュー・業態への進出」といった取り組みの一部として、機器の購入費が対象経費に入る形になります。
そのため、まず「この機器を入れて、お店をどう変えたいか」を言葉にすると、使える制度が絞れます。
- 新メニュー・新しい客層を狙う、販路を広げたい → 小規模事業者持続化補助金などを検討
- 人手不足を、機器で補いたい(作業の自動化・省人化) → 中小企業省力化投資補助金などを検討
- 新しい業態・事業に進出し、大きな設備投資をする → 新事業進出・ものづくり商業サービス補助金などを検討
- 省エネ性能の高い機器に入れ替える → 省エネ関連の補助金、自治体の助成を検討
検討したい制度と、向く場面
| 制度 | 向く場面 | 厨房機器との関係(考え方) | くわしい解説 |
|---|---|---|---|
| 小規模事業者持続化補助金 | 販路開拓・集客の取り組み(小規模な事業者) | 販路開拓の取り組みの一部として、機械装置等の購入費が対象経費に入る枠や回がある。汎用性が高く、事業以外にも使える機器は、対象外になりやすい。公募要領で確認。 | 持続化補助金とは |
| 中小企業省力化投資補助金(カタログ注文型) | 人手不足の解消に役立つ機器を入れたい | カタログに登録された製品だけが対象。厨房・ホールで使う機器が登録されているかは、製品ごとに確認する。 | 省力化投資補助金とは |
| 新事業進出・ものづくり商業サービス補助金 | 新業態・新事業への進出(大きな設備投資) | 新しい事業のための設備投資の一部として、厨房の設備が入る場合がある。要件は重く、事業計画の作り込みが必要。 | 新事業進出・ものづくり補助金とは |
| 自治体の制度 | 地域・業種・創業時など | 創業時の設備費、省エネ機器への入れ替えなどを助成する市区町村・県がある。地域によって有無が違う。 | 地域別の補助金 |
どの制度も、機器の型番・数量・金額が分かる見積書が必要になるのが一般的です。選び方の全体はAI補助金判定でも確認できます。
購入の前に確認すること
- 対象経費に入るか:その機器が、制度の「対象経費」に当たるか(公募要領の経費の区分と例で確認)。
- 新品かどうか:中古品は、対象外になる制度が多い。リースの扱いも、制度ごとに違う。
- 設置工事・付帯費用:設置・配管・電気工事の費用が、対象に含まれるか。
- 見積書:型番・数量・単価・宛名・日付が入っているか。制度によっては、複数社の見積もり(相見積もり)が必要。
- 事業計画との整合:その機器を入れることで、売上・作業時間・人手がどう変わるかを、説明できるか。
- 電気・ガスの容量、設置スペース:補助金とは別に、設置できる条件を満たすか(販売店に確認)。
交付決定の前に、発注・契約・支払いをした機器は、補助の対象外になります。見積もりを取るだけなら問題ありませんが、発注書・契約書・支払いは、交付決定の後にしてください。開店日が決まっていて急ぐ場合も、先に購入すると対象外になる点に注意が必要です。
いま募集中の補助金(設備投資・販路開拓に関係しそうなもの)
jGrants(デジタル庁)の公開データから、設備投資・販路開拓の目的に関係しそうな、募集中の補助金を表示します(締切が近い順)。
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よくある質問
Q. 開業前(これから店を出す)でも使えますか?
A. 制度によります。創業を対象にした枠や、自治体の創業向けの制度もあります。ただし、交付決定の前に機器を購入すると、対象外になる点は同じです。開業日と、公募・審査のスケジュールを、先に確認してください。
Q. 中古の厨房機器は対象になりますか?
A. 中古品を対象外にしている制度が多くあります。対象になるかは、制度・公募回の公募要領で確認してください。
Q. 補助金はいつ入りますか?
A. 多くの補助金は後払いです。先に自己資金で支払い、事業の完了報告のあとに入金されるのが一般的です。資金繰りは、補助金は後払いの仕組みも参考にしてください。
Q. 自分で申請できますか?
A. 申請書類(事業計画書など)は、制度によって、申請者自身が作ることが前提です。書き方は事業計画書の書き方、必要書類は補助金の申請に必要な書類をご覧ください。迷うときは、商工会・商工会議所などの無料相談も使えます。
最新情報の確認先(公式)
制度の内容は変わります。次の公式情報で、最新の内容を確認してください。
最終更新日:2026年10月17日





